2020年2月28日 06:00
雅子さまの訪英にも暗雲 コロナショックで皇室関連行事が中止
(C)JMPA
「皇居内では手荷物検査や土産物店のテント設営も始まっていましたが、一般参賀の中止が発表されると一斉にストップして、テントは次々と撤去されていきました」
そう語るのは宮内庁関係者。陛下が即位されて初となる天皇誕生日。2月23日に予定されていた一般参賀の中止が発表されたのは、開催まで1週間をきった2月17日のことだった。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ必要があると宮内庁は判断したという。
「毎年、天皇誕生日の一般参賀には5万人近い人が集まります。おそらく西村泰彦宮内庁長官は、新型コロナウイルス災禍の現状を説明して、両陛下のご意向をうかがったうえで中止を判断したはずです」(皇室担当記者)
そんな中で2月20日には、寬仁親王妃信子さまのお出ましがキャンセルに。石川県の金沢青年会議所が、新型コロナウイルス感染症に関する状況を鑑み、21日からの「JCI金沢会議2020」へのご臨席要請を取り下げたと報道関係者に発表したのだ。
感染拡大の状況によっては、今後も次々と皇室の関わる行事が中止や延期になる可能性が高い。
「英王室の招待を受けて、両陛下が4~6月の間にイギリスを公式訪問すると発表されています。