池波志乃明かす中尾彬との終活「ねじねじ200本捨てたのに…」
「今思えば、早く始めてよかったと思います。“終活”は早いのがおすすめです(笑)。片付けには体力も必要だし、どちらかの体が弱ってから終活を始めようとなると、ただ暗いだけの作業になってしまいます。でも、まだまだ元気で、やりたいことができる状態のときに始めることで、これから快適に生きていくための準備として終活に臨むことができるんです」
そう話すのは、女優の池波志乃さん(64)。夫で、13歳年上の中尾彬さん(77)とは結婚42年。おしどり夫婦としておなじみの2人だが、最近は人生の終わりに向けた活動、いわゆる“終活”をやっていることでも注目されている。一昨年には夫婦で『終活夫婦』(講談社)という著書も出した。そんな志乃さんに、日々を豊かにする“終活”の極意を聞いた。
夫婦で物を処分するとなると、意見が食い違うことも多いはず。その場合はどうすればいいのか。
「けっして相手の持ち物のことは言っちゃダメ。捨てるかどうかを決めるのは自分のものだけです。収集癖は男性のほうがあって、女性には絶対にいらないけど旦那にとっては大切なものってあるんです。『自分のものは自分で考える』とすればもめることもありません」