2020年3月4日 18:32
東京事変ツアーの波紋 大阪府知事Twitterにライブ中止望む声
東京事変の大阪公演会場となるフェスティバルホール(右)
2月26日、政府は新型コロナウイルス感染拡大防止のため「大規模なスポーツや文化イベントを2週間、中止・延期または規模の縮小」することを要請した。この決定を受けて、急遽コンサートを中止するアーティストが続出している。
そんな中、椎名林檎(41)率いるバンド・東京事変は、2月29日からのツアーを決行。賛否を呼んでいる。
ライブは2月29日・3月1日の東京国際フォーラムを皮切りに、大阪、仙台、札幌、福岡、名古屋、東京と続く。次は3月6日・7日の大阪・フェスティバルホールだ。
大阪では2月15日・16日に大阪市都島区のライブハウスで行われたコンサート参加者の中から、8名の新型コロナウイルス感染が判明。参加者の家族や知人にも感染が広がっている。
吉村洋文知事は3日夜の記者会見で、「明らかに小規模のクラスター(感染者の集団)が生まれていると思う。別のクラスターを生まないためにも、訪問者は自宅近くの保健所に連絡してほしい」と呼びかけた。
さらにTwitterでは《今回のウイルスが怖いのが、発症しても軽症期間が長く、自分が知らない内に感染を拡大させてしまう恐れがあること。