お仕事スキルに直結!子育て期間に培っている“家オペ力”
「4月から子どもは中学生。私が働きに出ても大丈夫かな」ーーそう思ってはみたものの、久しく家事や育児に追われて過ごしてきた今、また就職って……そんな不安に応えます!子育て期間はブランクではなく貴重な経験値なのですーー。
「主婦が家事や育児に専念している期間は“ブランク”といわれます。でも、毎日、家のことを切り盛りするなかで、磨かれたスキルもあるはず。私はそれを“家オペ力”と名付けました」
そう語るのは、「しゅふJOB総研」の川上敬太郎所長。’11年から、仕事と家庭の両立を希望する、働く主婦層の声を調査してきた。
「たとえば、炊事、洗濯、育児や介護などを効率よくこなせるのは、『段取り力』があるということ。ご近所やPTAで、世代を超えたつきあいができるのは『コミュニケーション力』。
必要な食材が、いちばん安く売っているスーパーを探すのは『コスト改善』です。専業主婦の皆さんが当たり前と思っているシーンでも、仕事のスキルにつながる“家オペ力”が磨かれているのです」
まずは「ママ友・パパ友との交流」「ご近所づきあい」「PTA」など9つのシーンを書き出してみよう。そして、次の9つの“家オペ力”が、それぞれのシーンでどう磨かれたか、例を参考に考えてみよう。