くらし情報『働く主婦3万人の調査経験から分析 50代主婦は働き手として注目』

2020年3月16日 11:00

働く主婦3万人の調査経験から分析 50代主婦は働き手として注目

働く主婦3万人の調査経験から分析 50代主婦は働き手として注目


「4月から子どもは中学生。私が働きに出ても大丈夫かな」ーーそう思ってはみたものの、久しく家事や育児に追われて過ごしてきた今、また就職って……そんな不安なアナタ!子育て期間はブランクではなく貴重な経験値なのですーー。

「主婦が家事や育児に専念している期間は“ブランク”といわれます。でも、毎日、家のことを切り盛りするなかで、磨かれたスキルもあるはず。私はそれを“家オペ力”と名付けました」

そう語るのは、「しゅふJOB総研」の川上敬太郎所長。’11年から、仕事と家庭の両立を希望する、働く主婦層の声を調査してきた。

「たとえば、炊事、洗濯、育児や介護などを効率よくこなせるのは、『段取り力』があるということ。ご近所やPTAで、世代を超えたつきあいができるのは『コミュニケーション力』。
必要な食材が、いちばん安く売っているスーパーを探すのは『コスト改善』です。専業主婦の皆さんが当たり前と思っているシーンでも、仕事のスキルにつながる“家オペ力”が磨かれているのです」(川上さん・以下同)

働く主婦3万人の調査を行ってきた川上さんは、この春以降の主婦の就活状況を、次のように分析する。

「結婚して子どもを産むと、それまでのキャリアを横に置き、そのまま『専業主婦』になる、あるいは育児が少し落ち着いたところで『パート(ショートタイム)

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