2020年3月18日 06:00
コロナ騒動収束まで賢く生きる知恵、睡眠時間は8時間を確保
「最近、『新型コロナウイルス感染症オンライン相談』を開いたのですが、数日にわたり微熱が続く医療関係者や、2週間ほどせきが続く患者さんなどから問い合わせがありました」
こう語るのは「ナビタスクリニック」の理事長で内科医の久住英二さん。同クリニックでは1件につき約5分(自由診療3,000円)のオンライン相談を始めたが、毎回、所定時間をオーバーするという。
「相談を受けていくなかで感じるのは、全国的に小中高が休校になるなど“外出禁止ムード”が漂ういま、みなさんが、日々をどう過ごすかで多くの疑問や不安を抱えているということです」
感染リスクを下げるには一体どこまで気をつけないといけないのか−−。誰もが抱える生活上の“不安”を久住さんと米国国立衛生研究所の病理医・峰宗太郎さんが解決してくれた。
【日常の不安1】
マスクがつねに売り切れで手に入りません。使い捨てマスクを消毒して2〜3回使い回しても大丈夫でしょうか?
「メーカーは、使い捨てマスクを消毒したり洗ったりして再利用することを想定して作っていませんので、おすすめはできません。本来、マスクはせきや熱などの症状がある人がするもので、元気な人がつけても感染予防に役立つことはありません。