20年音信不通の故ク・ハラさん母が遺産要求で兄が立法を請願
’19年11月に亡くなった元KARAのク・ハラさん(享年28)の実兄ク・ホインさんが3月19日、自身のインスタグラムを通して『ク・ハラ法』の立法を請願したと発表した。
1993年に撮影されたハラさんとの写真を公開し、「ハラが私たちのそばを離れてから4か月という時間が過ぎました。今でも私を見て、抱きしめられていた姿が忘れられません」と心境を明かしたホインさん。
つづけて、「私たちは、私の妹の死が無駄にならないように、私の家族と同じような出来事で苦痛を受ける家庭がこれ以上発生しないことを祈る気持ちから、“ク・ハラ法”制定のために立法請願を申し立てました」と綴った。
ホインさんが韓国メディアに語った内容によると、ハラさんの実母は、ハラさんが9歳の時に家を出た。その後、実父は養育費のために出稼ぎで韓国全土を回り、ハラさんは祖母と兄のもとで育てられた。しかし、ハラさんの葬儀場に20年間音信不通だった実母が現れ、法定代理人を立てて遺産の50%を相続する権利を主張しているという。
現在、韓国の法律では養育義務を放棄した親でも子どもが事故などで先に死亡した場合は、特別な事情がない以上死亡補償金を含む子どもの財産を制限なしに親が相続できることになっている。