2020年3月31日 12:00
法改正で飲食店の分煙ルールが徹底化!変わる夫婦のお店選び
「主人と外食に行くといつも決まって喫煙席に。ただでさえたばこの煙が苦手なのに、喫煙席に少しいるだけで服や髪に臭いが染みついてしまって……。帰宅するとすぐ、シャワーを浴びて煙を洗い流す生活がもう何年も続いています」
こう語るのは、喫煙者の夫を持つ都内在住の50代主婦・佐藤さん(仮名)。妻から夫への数ある不満のなかで、本誌読者からも多く寄せられているのがたばこ問題だ。なかでも大きな問題となっているのが、外出先で“喫煙席と禁煙席どちらを選ぶか”という戦いだ。小学生の子どもを持つ主婦の是枝さん(仮名)は悩みを明かす。
「子どものために禁煙席に座りたい私と、たばこを吸いながら食事をしたい夫でけんかになることがしばしば。禁煙席に座っても、夫はたばこを吸いたいのかずっとイライラしている様子……。
外食しても心が安らがないことがよくあります」
そんな吸わない妻たちに朗報が。この4月から日本全体で分煙ルールが法制化されるのだ。東京オリンピック・パラリンピックに向けて“望まない受動喫煙”をなくすため、’18年7月に健康増進法の一部改正が成立。4月1日から全面施行されるのだ。
法改正で変化する飲食店の喫煙ルール
これにより「飲食店やオフィスなどの屋内が原則禁煙。