コロナ死者数に疑念 田崎史郎氏「肺炎死者に全員CT」は本当?
「肺炎で亡くなった人のことを、後でCT検査をして、これでコロナウイルスなのかどうかというのは、いちいち判断しているんですよ」
4月6日の「羽鳥慎一モーニングショー」(テレビ朝日系)で、そう語ったのは政治評論家の田崎史郎氏(69)だ。いま、この発言が波紋を呼んでいる。
ことの発端は、番組のコメンテーターでテレビ朝日局員の玉川徹氏(57)が、新型コロナウイルスの死者数の正確性に疑問を呈したことに始まる。行政がPCRの検査数を絞っているので、一般的な肺炎による死者数のなかには、把握されていない新型コロナウイルスによる肺炎の死者が混じっているのではないかという疑念だ。
「(発表されている死者数は)感染が確認された人で、亡くなった人の死者数でしょ?」
そんな疑問を玉川氏が言い終わる前に、ややかぶせ気味で否定したのが田崎氏だ。以下、やり取りを見てみよう。
田崎氏「そうじゃなくて、肺炎で亡くなった人のことを、後でCT検査をして、これでコロナウイルスなのかどうかというのは、いちいち判断しているんですよ」
玉川氏「全部じゃありませんよ」
田崎氏「全部やってるんですよ。その結果として、今の死者数が出てきてるんで」