感染爆発避けるには接触2%に データサイエンス専門家が分析
しかし、水害や地震は想定されているものの「ウイルス」「感染症」といった文言はない。佐藤教授はこう指摘する。
「今回の新型コロナは、過去100年間に人類が経験したことのない規模の疫病です。今後、過酷な局面でも電力供給を担保できるかは、かなり不確実だと考えるべきです」
感染爆発を避けることはできないのか?佐藤教授はこう訴える。
「これ以上の感染の連鎖を止めるには、少なくとも2週間、全員が他人と直接的な接触を、これまでの50分の1以下まで極端に少なくする必要があります。とくに感染者が急増している都市部では、他人との直接的な接触を伴う行為を徹底的に避けてください。買い物に行くことも危険と考え、1週間あたり1時間以内ですませてください。地方の人は都市部に出かけないでください。
まず自分の身を守ることです。それによって、社会も守られるのです」
「女性自身」2020年4月21日号 掲載