くらし情報『ヨーロッパ王室でコロナ感染多発…皇室でも“ニアミス”案件』

2020年4月10日 06:00

ヨーロッパ王室でコロナ感染多発…皇室でも“ニアミス”案件

3日、マスクを着用されて皇居に入られた天皇陛下 /(C)JMPA

3日、マスクを着用されて皇居に入られた天皇陛下 /(C)JMPA



天皇陛下を乗せた車が半蔵門から皇居に入っていったのは、4月3日午前9時過ぎのことだった。その日は宮中祭祀「神武天皇祭皇霊殿の儀」が行われ、陛下は装束姿で儀式に臨まれた。皇居に入られる際、沿道の人々に会釈された陛下の顔半分が大きなマスクで覆われていた。

「これまで、公の場でマスクを着用された陛下の姿は見たことがありませんでした」

驚きを口にする皇室担当記者。

「ただ、後部座席の陛下の隣には侍従が座っていました。マスクをされているとはいえ、車内はまさに新型コロナの感染リスクが大きいとされる密閉・密接空間。護衛のために皇宮警察護衛官は同乗しても、侍従は別の車に乗るなど、柔軟な対応をしてもよかったのではないでしょうか」

皇族方が新型コロナに感染するとすれば、宮内庁職員を経由して感染する危険性が高いといえる。宮内庁関係者によれば、感染拡大を受けて庁舎内の様子にも変化があるという。


「庁舎の入口や食堂にはアルコール消毒液が常設してあって、通るたびに使っている職員も多いです。地下1階の食堂では、テーブルと椅子をすべて学校の教室のように前向きに配置し直しました。

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