木村拓哉『BG』撮休を直訴!決断早めたマスク誤報の苦悩
しっかりとした内容や世界観を作って、継続する意味を持たせないと、ほかのシリーズ作品に失礼だと思うんです》
続編への木村の並々ならぬ思いがうかがえる。それにもかかわらず、初回延期で出ばなをくじかれたかたちになってしまった――。テレビ朝日の関係者は、放送延期に至るまでの経緯をこう語る。
「民放では、2日にTBSとテレビ東京が先陣を切ってドラマやバラエティ番組の撮影休止を発表しました。一方で、テレビ朝日は3日時点で、収録を休止する番組については《個別に判断していく》と発表。その後、公式発表こそしていないものの、ドラマの撮影を全面的に休止したのは4月6日です。その決断は他局に比べて早かったとは決していえません。ですが、『BG』に限っては、ほかのドラマより早く、3月25日ごろから撮影スケジュールの協議をしており、4月に入るころにはすでに休止していたと聞いています」
局全体の判断よりスピーディに“撮影休止”という選択肢が出た背景には、何があったのか。
「3月半ばに一部報道で、“木村拓哉が撮影現場にマスクを2,000枚差し入れした”という内容のニュースが流れました。マスクが品薄で買い占めが問題となっているなか、膨大なマスクの量やその入手経路について、疑問の声が上がったのです」