2020年4月15日 20:15
Mステも生放送延期 コロナショックで追われるテレビ局の対応
テレビ朝日系の音楽番組『ミュージックステーション』が、4月いっぱい生放送を取りやめると報じられた。新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化するなか、番組制作もこれまで以上に厳戒態勢に入っているようだ。Twitterでも「生放送中止」がトレンド入りし、《良い判断》《仕方ない》と対応を支持する声が上がった。
サンケイスポーツによると、同局系列の報道番組『報道ステーション』でメインキャスターの富川悠太アナウンサー(43)が新型コロナウイルスに感染したことを受けての対応だという。
『Mステ』は2月28日から無観客で放送しており、収録現場では「マスク着用」「消毒」「マイクの共有をしない」といった感染予防策を徹底してきた。だが次回放送の17日以降はスタジオに人を入れず、VTR放送などを検討しているという。
「富川アナウンサーの感染を受け、スタッフ全員が自宅待機になるなど警戒レベルが一段と上がったようです。『Mステ』は今年で34周年を迎える長寿番組。
放送開始当初から生放送で旬のアーティストを迎え、観客や視聴者との一体感を大切にしてきました。しかし志村けんさん(享年70)が急逝してしまったこともありますし、司会のタモリさん(74)