ポール・マッカートニー 中国市場での動物取引“撤廃“を提案
マッカートニーは英サセックス、妻ナンシー・シュヴェルは米ニューヨークで離ればなれの生活を送っている(写真:Backgrid/アフロ)
新型コロナウイルスの発生源と目されている中国の生鮮市場。一般的な生鮮食品や食肉のみならず、犬や猫、様々な野生動物が食用として取引され、2003年に大流行したSARS(重症急性呼吸器症候群)もこういった市場で扱われたハクビシンという哺乳類に端を発している。中国当局は野生動物の取引と消費を禁じているが、遵守されていないのが現状だ。
14日、ポール・マッカートニーがラジオ番組に電話出演し、中国の動物市場を撤廃させる呼びかけを始めようと提案した。
ニューヨークから出ることのできない妻と別居状態だというマッカートニー。ラジオパーソナリティのハワード・スターンから、新型コロナウイルス発生の元凶とされている中国の動物市場について水を向けられると、「中国政府が『よしわかった、市場は徹底的に清潔にしよう』と言ってくれるのを心底願っているよ。現実を直視するべきだ。コウモリを食べるのはちょっと前時代的だよ」とコメントした。
さらに同番組では、スターンが「市場を閉鎖しようとはしないだろうね。