おぼんこぼん 不仲漫才の完成度に反響「ちょっと仲良い説」
漫才コンビのおぼん・こぼんが4月19日放送の『笑点』(日本テレビ系)の演芸コーナーに出演。テレビ等で話題となっている不仲ネタを取り入れながらの漫才を披露し、ネット上で反響を呼んでいる。
おぼん・こぼんは、今年で芸歴55年を迎える漫才協会所属のベテランコンビ。だが近年は“コンビ仲の悪さ”がフューチャーされ、『水曜日のダウンタウン』(TBSテレビ系)にも度々出演。「解散ドッキリ」は本当の解散になりかけ、「仲直り企画」は全くの失敗に。そうした様子が、若者世代の間でも話題となっている。
この日の『笑点』で披露した漫才でも、おぼんが「おぼん・こぼんの漫才の特徴は、まず(コンビ)2人の目線が合いません」と早速不仲ネタをフリに。またそれを受けたこぼんも「(おぼんを)見たくもございません」「そっぽ向いとこか」などと応戦。
世間に認知された不仲ぶりで、きっちり掴みの笑いを取っていた。
しかしネタが進んでいくと途中でボケ・ツッコミを入れ替えながら、あうんの呼吸で漫才を展開。定番の歌ネタなどを披露しながら、互いに笑顔で漫才を進めていく。大ベテランに、一切のぎこちなさは感じられなかった。
ネット上でも幅広い世代から、おぼん・こぼんの不仲漫才の完成度の高さを称賛する声が続出していた。