警察官と消防士を両親に持つ5歳女児、COVID-19の合併症で死亡
米国内の大都市ではロックダウン解除を求める抗議デモが増えつつある。写真はミシガン州の州都ランシング(写真:ロイター/アフロ)
米ミシガン州に住むスカイラー・ハーバートちゃん(5)が、新型コロナウイルスによる合併症で命を落としたと、ABC系列のローカル局WXYZが報じている。
先月末に新型コロナウイルスの陽性反応が出たスカイラーちゃんは、約2週間にわたり人工呼吸器をつけ治療を受けていたが、ウイルスの合併症で髄膜炎と脳浮腫を起こしてしまった。これほど重篤な合併症が起こるケースは稀だという。
彼女の治療にあたっていたボーモント病院は「子どもを失うことは、いついかなる場合であっても悲劇です。COVID-19が子どもの命を奪ったことにひどく心を痛めています」と声明を発表。
ミシガン州のグレッチェン・ホイットマー知事は、20日に開いた記者会見でスカイラーちゃんの両親について言及。母親はデトロイト警察署に勤める警察官であり、父親はデトロイト消防署に籍を置く消防士で、2人とも日々市民のために働くファーストレスポンダーだという。
「彼らは最前線で、名誉と誇りを持って職務にあたってくれていますが、このウイルスで子どもを失う道理はない。
誰にもありません」と強い口調で哀悼の意を表した。
スカイラーちゃんの母親、ラヴォンドリアさんは「あの子は病気になる前は、美しくて、ハッピーで、人生を謳歌していました。幸せな5年間だったと思います。かわいい、かわいい女の子でした。彼女は自分の人生を生きました、5年間の人生を」とWXYZに語った。
父親のエビーさんも同局に「こんなつらい思いは、ほかのどんな家族にもしてもらいたくない。このウイルスは年齢、国籍、政治的嗜好など気にしません。いつだってあなたを打ちのめしにやってくる。
スカイラーはどんな家族にも悲劇をが起こりうるということを世界中に伝えるために、光を投げかけてくれているのです」と涙をこらえながら注意を喚起した。
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