くらし情報『スーパーで感染防ぐには?パック付着は見落としがちと専門家』

スーパーで感染防ぐには?パック付着は見落としがちと専門家

ミシガン州のランドラピーツ病院に勤めるジェフリー医師が3月末に上げた動画は、約2,600万回再生されている。おもな呼びかけは下記のとおりだ。

・買い物は計画的に。滞在時間、接触時間は最低限に
・パッケージを殺菌剤で拭く
・購入物を不用意に室内に持ち込まない
・中身は素手で触らない
・野菜や果物は水に浸し、手を洗うように20秒以上洗う
・布の買い物袋はリスクがある。買い物後はウイルスが付着しているとみなし、屋外に出す

米国のスーパーでの買い物時の緊迫が伝わってくる。もし今後、日本のスーパーでクラスターが発生したら――。NPO法人・医療ガバナンス研究所の上昌広理事長は、こう懸念する。

「感染者が増えると院内感染が増えます。
いまの日本で増えている死者は結果的に院内感染なんです。スーパーなど人の集まる場所はクラスター化する恐れがあるので、これ以上、感染者を増やさないように注意する必要があります」
日本のスーパーで実際、感染を防ぐためにはどうすればよいのか。名古屋市衛生研究所微生物部の柴田伸一郎部長は言う。

「感染爆発がまだ起きていない日本では、米国ほど神経質にならなくてもよいかとは思います。

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