くらし情報『“終の住処”から退去も…ケース別住み替えトラブル予防策』

2020年5月11日 06:00

“終の住処”から退去も…ケース別住み替えトラブル予防策

本人だけでなく、介護などでかかわる家族の問題でもある住み替え。発生しやすいトラブルを、予防策とあわせてチェックしておこう。思わぬところに火種が……。

【1】「終のすみか」と思って入居した住居で退去を求められた

「有料老人ホームは、施設側が退去の要件を規定しています。施設によって異なるので確認しましょう」(岡本さん・以下同)

月額費用の滞納、運営会社の倒産、また入居者による暴言・暴力行為が常態化し、共同生活ができなくなったときも退去になることがあるので注意!」

【2】前払い金の償還分をめぐって相続トラブルに発展

有料老人ホームの入居一時金は、一定期間分の家賃を契約時に一括で前払いするため、その期間内に退去すると「返還金」が支払われる。利用者が亡くなったとき、3カ月以内に身元引受人に返還されることになっているが、「重要事項説明書」に記載されているのできちんと確認しておこう。

【3】子どもから「勝手に決めるな」と叱られ、家族内で対立が
いずれは子どもの世話になることは多い。看取りや相続のことはきちんと話し合っておこう。


「高齢者施設・住宅に入居する際には身元引受人が必要となりますから、家族との相談は必須。

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