2020年4月28日 14:42
コロナ専門家有志の会「#うちで治そう」ひっそり撤回に批判の声
「体調が悪いときにすること #うちで治そう #4日間はうちで」
4月8日、こんな文言が入った「#感染時に備えよう 体調が悪いときにすること」という記事を公開したのは「コロナ専門家有志の会」だ。いまこの“標語”がひっそりと撤回され、ネット上で批判が殺到しているのだ。
「コロナと戦うための知恵を全市民の皆さまに直接お伝えし、さらに皆さまに情報を拡散していただくため」(同会noteより)、政府対策本部の専門家会議や厚生労働省クラスター対策班などの関係者によって組織された「コロナ専門家有志の会」。4月5日から配信サイトnote上で記事を公開しているほか、ツイッターやLINE、記者会見などで情報発信を行ってきた。
4月27日夜、「有志の会」は「#感染時に備えよう 体調が悪いときにすること(おさらい・4/27更新版)」という8日の記事の“おさらい版”を公開。題名こそ同じなのだが、内容は大きく書き換えられ、「#うちで治そう #4日間はうちで」という文言が削られている。
現在、PCR検査が受けられず、自宅待機中に容体が急変して亡くなってしまったり、突然死した人から後にウイルスが検出されたりする例などが相次いでいる。