2020年5月8日 18:10
ネイリスト女性 ワニに襲われ死亡、無防備で写真撮影も
ゴルフコースもあり保養地として知られるキアワ・アイランド(写真:THEHENEBRYS/アフロ)
米サウスカロライナ州は現在ロックダウン下にあるが、新型コロナウイルスではないものによって一人の女性が命を落とした。
キアワ・アイランドでネイルサロンを営むシンシア・コヴァートさん(58)。NBCニュースによると、サロンは州の要請により休業中だが、今月1日に顧客でもある友人の自宅へ出張施術に赴いたという。
キアワ・アイランドは大小の沼や入江が多数点在するビーチリゾートで、ワニの生息地でもある。施術を終えて一息ついたコヴァートさんは、近くの水辺にワニがいることに気づき、ポーチから外に出て写真を撮り始めた。あまりにも無防備にワニに近づくコヴァートさんに、顧客とその夫は大声で水際から離れるよう警告。「先週そこで鹿がワニに殺されたのよ!」と叫んでも、コヴァートさんは「私は鹿には見えないから大丈夫よ」とのんきにスマートフォンを構えてワニとの距離を詰め、あろうことかワニに触れようとしたという。すると体長3メートルほどのワニがコヴァートさんの左脚に噛み付いてきたのだ。
顧客夫婦や近所の目撃者が投げてくれたロープを掴み、コヴァートさんは間一髪でワニの牙から逃れることが出来た。