くらし情報『気の緩みが高める死亡リスク…陰性診断後に死亡したケースも』

2020年5月14日 15:50

気の緩みが高める死亡リスク…陰性診断後に死亡したケースも

重篤化した患者の生存率は低いとされている(写真:アフロ)

重篤化した患者の生存率は低いとされている(写真:アフロ)



感染後に肺炎だけでなく、心不全や脳梗塞といった重篤な合併症も起こす事例も発表されている新型コロナウイルス。さらに、感染者の2割が自宅療養を強いられているという現状も。

そんななかでコロナの死亡リスクを下げる方法は果たしてあるのだろうか?自宅療養中の過ごし方について、クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号に派遣された医師の一人で、感染症が専門の「のぞみクリニック」筋野恵介院長はこうアドバイスを送る。

「たとえば、東京都では自宅療養者には保健所の担当者が電話でバックアップしてくれるので、そこでしっかりと相談することです。実は、“面倒くさい”という理由で電話に出ない軽症者が結構いるそうですが、感染してから特に最初の1週間から10日は注意してください。亡くなった志村けんさん(享年70)も発症してから3日後に肺炎になって入院しましたし、侮ってはいけません」

条件を満たし、PCR検査を受け「陰性」と診断されても安心ではできないようだ……。

「4月に東京で検査を受け“陰性”と診断された80代の男性が、その翌日に体調が急変して死亡するということがありました。

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