くらし情報『強行採決反対の自民議員が委員クビに…“見せしめ”と批判の声』

強行採決反対の自民議員が委員クビに…“見せしめ”と批判の声

(写真:アフロ)

(写真:アフロ)



連日、各界から批判が相次いでいる国会で審議中の検察庁法改正案。内閣の判断で検察幹部の定年延長を可能とする同法案は、恣意的な運用が可能な側面から“検察組織の独立性、中立性を損なう”と法曹界を中心に懸念されていた。

5月9日にはTwitterで生まれた「#検察庁法改正案に抗議します」というタグがたちまち拡散。浅野忠信(46)、漫画家のゆうきまさみ(62)、コピーライターの糸井重里(71)といった各界の著名人がハッシュタグとともに反対の意思を示していた。

Twitterでの抗議は500万ツイートにものぼると見られ、大きなうねりを見せている反対運動。そして、遂に自民党内からも批判の声が。同法案の審議があった13日、自民党の泉田裕彦議員(57)はTwitterでこうつぶやいた。

《私、国家公務員法等改正案を審議している衆議院内閣委員です。
今、一部委員退席のため休憩中です。検察庁法の改正案は争点があり国民のコンセンサスは形成されていません。国会は言論の府であり審議を尽くすことが重要であり強行採決は自殺行為です。与党の理事に強行採決なら退席する旨伝えました》

与党議員ながら、強行採決に明確な反対意思を表明した泉田議員。

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