女優・篠原ゆき子 “騒音おばさん事件”題材映画に出演
「ベランダ越しに隣人・美和子(大高洋子)とケンカをするシーンは楽しかったです。撮影を見に来ていたおいっ子にはドン引きされましたけど(笑)」
’02〜’05年におきた“騒音おばさん事件”が題材になった、映画『ミセス・ノイズィ』(近日公開)。篠原ゆき子(39)は、隣人による騒音と嫌がらせに悩まされる小説家・真紀を演じた。
「小説家 vs. 隣人の争いがどんどん大事件に発展していくんです。今回演じた真紀は仕事に集中するあまり、周りが見えなくなって迷惑をかけてしまう性質なんですけど。家族がこの映画を見て、私が真紀そのものだねって言うんですよ。そこまで自己中じゃないと思うんですけど……(笑)」(篠原・以下同)
敵対する役の大高とは撮影中、距離をとるように心がけた。
「ふだんはすごく仲がいいんですけど、なるべく話さないようにしてました。
休憩中も離れたところにいると(娘役の)新津ちせちゃんが両方にチョロチョロって来て、場を和ませてくれてましたね」
憑依したような迫真の演技に定評がある彼女だが、女優を目指したのは意外な理由からだった。
「もともとは、木村拓哉さんとキスシーンがしたくて志したんです!まだかなってないですけど(笑)。