2020年5月30日 15:50
柴咲コウ「いままでは受け身。今後は自ら作っていく」
(撮影:網中健太)
「今年は自分にとって節目の年だと思っています。ただ、それは周りの人たちを見ても、世界を見ても同じことが言えるような気がするんです。社会が大きく変化していくときなのかなぁって……」
そう語るのは、20年所属した芸能事務所を退社した柴咲コウ(38)。今後は、自ら代表を務める会社・レトロワグラースで芸能活動のマネジメントを行うが、それも彼女の強い意志によるもの。
「これまではどこかで人に頼っていたし、芸能活動は人が構築してくれたところにポンと入るような感じで、受け身だったと思います。でも、これからは自分の居場所は自分自身で作らなければならないというか、心地いい場所を提供する側に回っていくんだなあと思います」
その言葉が示すように、春からはYouTubeで公式チャンネルを開設。ライフスタイルや環境問題などについての自身のアイデアを発信している。
「家で料理をすることが増えましたが、作らなきゃいけないと思わず、楽しもうと思ったほうがいいんじゃないかなって。
お味噌でも何でも当り前のように買っていたものを一から造ってみると、原材料がわかるので安心していただけます。また、美容やメークについてあまりお話しする機会がなかったのですが、このお仕事で培ってきたノウハウをみなさんにご紹介できたら、と」