くらし情報『坂東眞理子さん「価値観を押し付けない…ウィズ・コロナの“たしなみ”」』

坂東眞理子さん「価値観を押し付けない…ウィズ・コロナの“たしなみ”」

坂東眞理子さん「価値観を押し付けない…ウィズ・コロナの“たしなみ”」


自粛生活が徐々に解除され、「アフター・コロナ」の世界へ向けて。世の中の価値観や働き方が見直されるなか、私たち女性はどう生きるべきかーー今こそ新たな視点を持ち、主体性を持って発言・行動するときです。そこで、コロナの時代を生き抜く女性たちへの提言。

■昭和女子大学理事長、総長・坂東眞理子さん(73)

「ようやく“普通の生活”に戻りつつありますが、これからは“ウィズ・コロナ”。コロナ以前とは、何かひとつステージが変わった感覚ですね」

そう穏やかにほほ笑むのは、『女性の品格』の著者で、昭和女子大学理事長の坂東眞理子さん。

「ソーシャル・ディスタンスが定着したように、これからは家の中でもひとりになる時間、“ファミリー・ディスタンス”が大切になってくると思います。コロナ離婚、コロナDVなどと騒がれているけれど、やはり家族でも距離が近すぎると、接触事故を起こすもの。夫も子どもも思うようには振る舞ってくれず、心がザワつくこともあるでしょう。
だから、見ないでいられる時間と距離を確保することが必要です。『どうぞ、ひとりで散歩に行ってらっしゃい』と見送ったりね(笑)」

それは友人関係も同じこと。

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