メーガン妃とヒラリー夫人の奇縁 エージェント契約前にも接点
(写真:アフロ)
英国王室から離脱して、間もなく3カ月を迎えようとしているヘンリー王子(35)とメーガン妃(38)。3月末にメーガン妃の出身地であるロサンゼルスで新生活をスタートさせ、着実に“第2のキャリア”を歩み始めているようだ。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて外出自粛をしていた夫妻だが、6月24日(現地時間)には罪を犯した若者たちが社会復帰するための支援施設「Homeboy Industries(ホームボーイ・インダストリーズ)」を訪問。ベーカリーやカフェなどを展開する同施設のインスタグラムでは、スタッフに交じってエプロン姿で手伝う夫妻の姿が公開された。
いっぽうロサンゼルスタイムズによると、夫妻は講演活動を幅広く手掛ける「ハリー・ウォーカー・エージェンシー」と契約を結んだという。同社にはオバマ元大統領夫妻やクリントン元大統領夫妻といった、世界的な著名人も多く在籍している。
今年2月にも、米大手投資銀行「JPモルガン・チェース」の投資サミットでスピーチを行ったという夫妻。とりわけメーガン妃のスピーチ力は、以前から注目を集めていた。
15年、ジェンダー平等と女性のエンパワーメントを推進する国連機関「UN WOMAN」でスピーチを披露したメーガン妃。そこで語られたのは、11歳のころに見たテレビ番組で食器用洗剤のCMについてだった。
「アメリカ全土の女性が、鍋やフライパンのしつこい油汚れと戦っている」と謳ったCMについて、男子生徒が「女性にふさわしい居場所はキッチンだ」と発言。そのことに深く傷ついたというメーガン妃は有力者に聞いてもらおうと考え、当時のファースト・レディだったヒラリー・クリントン(72)に手紙を書いたという。
他にもニュース番組の司会者や弁護士といった著名な女性、CM元の洗剤メーカーにも手紙を送った。すると数週間後にはヒラリー夫人たちから励ましの返事をもらい、さらに約1カ月後には洗剤メーカーがCMを変更したというのだ。
すでにヒラリー夫人ともコンタクトを取っていたメーガン妃。夫人と同じエージェントに契約したことで、新たな道が拓けるかもしれない――。
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