くらし情報『荻原博子語る「給与ファクタリング」の怖さ、実態は“ヤミ金”』

2020年7月10日 15:50

荻原博子語る「給与ファクタリング」の怖さ、実態は“ヤミ金”

荻原博子語る「給与ファクタリング」の怖さ、実態は“ヤミ金”


「いますぐ現金が必要」という切羽詰まった方に、「給与ファクタリング」の利用が増えている。ファクタリングは企業の商取引で普及している手法で、入金待ちの請求書など売掛債権を、業者に買い取ってもらうこと。企業はすぐに現金が手に入るものの、比較的高めの手数料が差し引かれる。これは違法ではないが、個人の給料に転用した給与ファクタリングは、大問題だという。経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれたーー。

■実態は“ヤミ金”で“法外な高利貸”!

給与ファクタリングを具体的に見ていきましょう。

Aさんは月末に給料10万円が入る予定ですが、月半ばで生活費が底をつきました。そこで、給与ファクタリング業者に、10万円の給料を受け取る権利(債券)を売却。現金はすぐ手に入りましたが、Aさんが受け取ったのは8万円。差額の2万円は手数料として差し引かれていました。

Aさんは10万円の債権に対して2万円、つまり20%の手数料を払ったことになります。国民生活センターには、12万円の給与債権を売却して、受け取ったのは7万円。つまり、40%を超える5万円も手数料として取られたという相談もあります。

しかも、給料が入ったらすぐ返済するのですから、この手数料は1カ月間分。

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