2020年7月21日 18:36
「宿題しなかったから」施設収監の15歳少女、釈放認められず
ProPublicaがグレースの母親に行ったインタビューによると、グレースはADHD(注意欠陥多動性障害)で問題行動が多く、その対処に苦労していたという。4月には暴行と窃盗で罪に問われたが、自宅に留まり学業を疎かにしないこと、電話を使わないことなどを条件に、保護観察処分となっていた。しかし、オンライン授業の出席率は低く、課題も提出しなかったために保護観察の条件に違反しているとして矯正施設へ収容されるに至ったのだ。
ブレナン判事の決定に、グレースの母親は「もしグレースが15歳の白人だったら施設になんて入れられていない」と発言。地元の住民や学生も、グレースが釈放されないのは人種差別だとして抗議集会を開いている。次の公聴会は9月に行われる予定だという。
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