コロナで介護殺人が増…専門家提言「SOSの場を複数確保して」
と供述し、警察は殺人の容疑で妻を逮捕。近所の人たちの証言によると、2人は仲むつまじい夫婦だったという。
【2月4日・宮城県仙台市】容疑者/加害者:妻(69)、息子(43)
2月2日、末期がんで体が不自由な78歳の夫を放置して、妻と長男が外出。3月未明に、妻の通報で救急搬送されたが、4日午前に死亡。妻と長男は保護責任者遺棄容疑で逮捕、送検されたが、3月6日に仙台地検は妻と長男を不起訴とした。
【3月2日・兵庫県明石市】容疑者/加害者:息子(41)
マンションの一室で72歳の母と息子が倒れていると、親族が通報。母はすでに死亡しており、意識不明だった息子も病院搬送後に死亡が確認された。母は認知症を患い息子が介護していた。
無理心中だとみられている。
【3月7日・埼玉県羽生市】容疑者/加害者:妻(71)
「夫を殺した」と妻が自ら通報。「介護に疲れていた」と供述し、72歳の夫を、首を絞めて殺害した容疑で逮捕された。妻の首や手首には切り傷があり、無理心中を図ったとみられている。
【4月7日・東京都杉並区】容疑者/加害者:夫(82)
夫は「母さんが死んだ。俺も後を追う」と長女に電話。長女が通報して、事件が発覚した。