2020年8月6日 11:00
「コンビニATMを無料で使う方法」FPが伝授する3つの術
今年5月、三菱UFJ銀行はコンビニATMの利用手数料を変更した。一律110円だった平日8時45分〜18時の手数料を、ローソンだけ110円に据え置き、ファミリーマートは198円に、セブン−イレブンは220円と以前の2倍に引き上げた。
大手銀行がコストカットのためにATMの台数を減らすなか、現金派の人にとっては、コンビニATMに頼らざるをえないことも多い。その手数料はじりじりと上がっている。金額はコンビニごとに異なり、「コンビニならどこでも同じ」時代は終わった。
ファイナンシャルプランナーの丸山晴美さんは「コンビニなどのATM利用手数料は、絶対に払ってはいけない」と警鐘を鳴らす。
「超低金利の今、普通預金に100万円を1年間預けても、利息はわずか10円。手数料の110円を1年間の利息で得るには、1,100万円を預けなくてはならない計算になります(税金は除く)。
ATMの手数料につい目をつぶってしまっている人は、その習慣をいますぐやめるべきです」(丸山さん)
そんなATM利用手数料には、銀行とコンビニの組み合わせで手数料が無料になるものも。たとえば、冒頭で紹介した三菱UFJ銀行は、コンビニでの手数料はさまざまだが、イオン銀行ATMは無料。