くらし情報『“在宅避難”に備えて…「簡易トイレ」を選ぶポイント』

2020年8月13日 11:00

“在宅避難”に備えて…「簡易トイレ」を選ぶポイント

“在宅避難”に備えて…「簡易トイレ」を選ぶポイント


「被災時に上下水道が止まると、切実に困るのがトイレです。食事や環境の変化によりおなかを壊せば、さらにトイレが必要になる事態にもなりかねません。特にここ数年の夏は暑さが厳しいので、ただでさえ体調管理が大変。トイレに行きたくないからと水を我慢すれば、熱中症で命を落とす危険さえあります。また、夏はにおいが発生しやすいのも大問題。女性の場合は排せつに対する羞恥心が強いので、トイレ問題はかなりのストレスになります。いざというときのために、安心して排せつできる簡易トイレを準備しておくのは、防災の基本です」

こう話すのは、今までに20種類もの簡易トイレを実際に試してみたという国崎信江さん。その結果、ベストなトイレを選ぶには4つのポイントがあるという。


「まずは便袋が透けないかどうか。外から見えるのは自分でも不愉快ですし、ゴミとして出したときも恥ずかしいですよね。次に、固める・においを消すといった能力と併せ、処理のしやすさです。暗いなかで作業するかもしれないし、平常心を失っているかもしれないことを考えると、あとからふりかけるタイプだと失敗する可能性が高く、においをかぎながらの作業は気分が悪いもの。

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