くらし情報『「どんな形でも生きて」渡哲也さんの闘病支えた妻の献身48年』

2020年8月15日 14:40

「どんな形でも生きて」渡哲也さんの闘病支えた妻の献身48年

19年4月、外出中も酸素吸入器を手放せない状態だった。

19年4月、外出中も酸素吸入器を手放せない状態だった。



渡哲也さんが肺炎のため亡くなったと8月14日に発表された。78歳だった。各メディアによると渡さんは10日、妻の俊子さんに見守られて息を引き取ったという。

渡さんの俳優人生には、“闘病”がつきものだった。

71年3月に結婚したものの、翌72年7月に葉間肋膜炎で3カ月療養。さらに73年には膠原病との診断を受け、74年2月には胸膜癒着症にかかった。


そして91年には直腸がんが見つかった。がんは渡さんの父、そして師である石原裕次郎さん(享年52)の命を奪った病でもあった。

「お父さんと裕次郎さんを亡くした経験から、渡さんは『がんは早期治療が肝心だ』と理解していました。病名を公表することでいっそう、がんと向き合いたいと考えていました」(芸能関係者)

そんな渡さんを支えたのは、俊子さんだったという。

「渡さんが仕事で穴をあけることになり、俊子さんは関係各所に頭を下げて回りました。また医師には『どんな形でもいいから生きてほしい』と頼み込んだといいます。そんな姿に、渡さんのお母さんは『あなたには苦労のかけっぱなしで……』と涙ながらに感謝したそうです」

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