くらし情報『国連次長が感動した愛子さまの作文「平和は人任せにしない」』

2020年8月21日 06:00

国連次長が感動した愛子さまの作文「平和は人任せにしない」

両陛下は終戦記念日に先立って8月11日、国連本部事務次長の中満泉さんと面会され、核軍縮をめぐる国際社会情勢や被爆者の記憶の継承などについて話を聞かれている。

雅子さまは中満さんとの面会の際に「時間があるときに読んでください」と、愛子さまが広島の原爆資料館について書かれた作文のコピーをお渡しになった。

愛子さまは作文で、学習院女子中等科の修学旅行で広島を訪れた際のことを以下のように綴っている。

《原爆ドームを目の前にした私は、突然足が動かなくなった。まるで、七十一年前の八月六日、その日その場に自分がいるように思えた。ドーム型の鉄骨と外壁の一部だけが今も残っている原爆ドーム。写真で見たことはあったが、ここまで悲惨な状態であることに衝撃を受けた。平和記念資料館には、焼け焦げた姿で亡くなっている子供が抱えていたお弁当箱、熱線や放射能による人体への被害、後遺症など様々な展示があった。
これが実際に起きたことなのか、と私は目を疑った》

面会翌日の12日、中満さんは愛子さまの作文から2つのフレーズを自身のツイッターで紹介した。

《「平和」は人任せにするのではなく、一人ひとりの思いや責任ある行動で築き上げていくもの》

《そう遠くない将来に、核兵器のない世の中が実現し、広島の「平和の灯」

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