誘拐犯から救った赤ちゃんに女性警官が母乳飲ませ救う 南米
南米コロンビアのカルタヘナでで生後8日目の新生児が誘拐された。防犯カメラの映像から犯人はすぐに特定され、幸いにも犯行当日に赤ちゃんは救出された。
保護された赤ちゃんを両親のもとへ送り届ける任務にあたったのはハイディ・ハラミジョ・ヴェガ巡査(35)という女性警官だった。英Mirror紙によると、彼女は腕に抱いた赤ちゃんがお腹を空かせて泣く姿にいてもたってもいられなくなり、警察車両の中で母乳を与えたという。
ヴェガ巡査はカルタヘナ市警の児童・青少年対策本部の担当者で、自身も生後6カ月の娘を持つ母親だ。
「助けたくてたまりませんでした。悲しみと喜びの感情が入り交じってしまって……これまでのキャリアの中で、このような経験はしたことがありません」と巡査はコメントしている。
誘拐犯は女で、「ベビー用品をあげる」と言って両親に近づき、食品や様々なベビーグッズを提供。
両親の信頼を得たところで赤ちゃんを連れ去り、バイクで逃亡したという。防犯カメラの映像から割り出された家を警察が家宅捜索し、赤ちゃんは無事に保護された。女は未成年者誘拐の容疑で逮捕、起訴された。犯人は赤ちゃんを持つことを熱望しており、家族や夫に「妊娠している」と話していたこともあったという。
両親に赤ちゃんを引き渡した後、ヴェガ巡査はある種の「虚無感」に襲われたとか。
「授乳していたら娘のことを思い浮かべてしまいました。でも、赤ちゃんを手渡したときのお母さんの笑顔を見て、とても満足感を覚えました。この仕事と、私がしたことに誇りを感じましたね」(ヴェガ巡査)
NGO「Pais Libre」によると、コロンビアでは毎月平均4人の子どもが誘拐被害に遭っているという。
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