「満足することない」芦名星さん語っていた女優業の原動力
女優の芦名星さんが亡くなったと9月14日に発表された。36歳だった。
各メディアによると芦名さんは同日、新宿区内の自宅マンションで亡くなっているところを親族に発見されたとのこと。死因については現在調査中だが、警視庁は自殺とみて調べていると報じられている。
02年にモデルとしてデビューし、同年6月にドラマ「しあわせのシッポ」(TBS系)で女優業に進出した芦名さん。生前は本誌にも登場し、女優業の魅力や原動力について語ってくれた。
初めて登場したのは、08年1月。日本、カナダ、イタリアの合作映画「シルク」で主要キャストに大抜擢されたときのことだった。
芦名さんは「撮影はホントに楽しくて、監督や共演の方々と過ごした時間や話した一言一言のすべてが夢のようでしたね」と撮影を振り返り、「仕上がった映画を見たときも、『私、ホントに海外の作品に出てる!』という感じでした」と無邪気に笑っていた。
また「私自身を賭けてこの役に臨んでいたように思います」「それまでは、お芝居に限らずあれもこれもやりたいと思っていたのが、『シルク』をキッカケに、私は女優をやっていくんだと強く心の中で思うようになりました」