「きちんと蓄えとけば…」岸部四郎さん語り続けた妻への懺悔
タレントで俳優の岸部四郎さんが亡くなっていたと9月15日に発表された。71歳だった。各メディアによると、死因は拡張型心筋症による急性心不全だという。
岸部さんは沢田研二(72)がボーカルを務めるバンド「ザ・タイガース」にギタリストとして参加。78年のドラマ「西遊記」(日本テレビ系)での沙悟浄役など俳優としても活躍し、84年からは朝のワイドショー「ルックルックこんにちは」(同局系)の司会になった。
しかし活躍が続くなか、一転する。
「『ルックルック』に出演していたころの岸部さんは日本で一番高い家賃として話題になった高層マンションに住み、愛車はベンツ。年収2億円ともいわれていました。
しかし、98年に借金が膨らんで自己破産。負債額は4億2000万。一時は電気やガス、水道も止められたそうです」(スポーツ紙記者)
13年も続いた「ルックルック」を降板し、所属事務所も解雇された岸部さん。のちに仕事面では挽回し始めたが、その矢先の03年に脳溢血に。そして後遺症の残る身体となった。
そんな岸部さんのことを支えたのは、94年に結婚した14歳年下の妻・小緒理さんだった。
岸部さんのマネジメントも引き受け、まさに公私ともにパートナーだった小緒理さん。