蛭子能収のゆるゆる人生相談「近所の人がずっと太鼓をたたいています」
大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(72)が、読者からの相談に答える!
【Q】「近所に太鼓をたたく人が引っ越してきて、朝からずっと太鼓をたたいています。頭が痛くなり110番を何回かしましたが効き目がありません。あきらめて引っ越ししようかと……」(だいふくさん・67・主婦・岡山県)
【A】「他人に迷惑をかける人からは殺される前にとっとと逃げるべし」(蛭子能収)
今は騒音を注意しにいったら、逆ギレされて殺されてしまうこともありますからね。オレがこの人と同じ立場で、仮に引っ越すことが可能なら、とっとと逃げてしまうかもしれません。とくに警察が来てもやめないのだったら危険な人だと思いますし、太鼓をたたく人とはけんかはしないほうがいいですよ。
オレは、太鼓をたたく人のように、他人に迷惑をかける人がすごく嫌いです。でも、じつは今、オレが認知症……になっているかどうかわかりませんが、女房がオレの病院に付き添ってくれたり、いろいろと面倒をみてくれているんです。それは健康な女房の自由な時間をしばっているから、すごく申し訳ないと思っています。