くらし情報『スマホ普及で被害増!? 専門家が教授「緊急時の過剰請求」対処法』

2020年10月23日 06:00

スマホ普及で被害増!? 専門家が教授「緊急時の過剰請求」対処法

スマホ普及で被害増!? 専門家が教授「緊急時の過剰請求」対処法


「ぼったくりとわかったときはショックで、数日間は何も手に付きませんでした。だまし取られたお金は、介護施設で働いてためてきたもの。同居する母は足が不自由でトイレが使えないのは困ると慌ててしまったんですね……」

そう語るのは、9月12日、70万円という、トイレ修理代としては法外な工事代金を支払った愛知県在住の鈴木寿美さん(仮名・60)。

トイレ修理の高額請求トラブルが急増している。全国の消費生活センターに寄せられたトラブル相談は、’13年度は550件だったが、’19年度には1,157件と倍増。

鈴木さんのような被害が多発している愛知県では「悪質!『トイレのつまり』ぼったくり被害対策弁護団」が結成された。事務局の伊藤陽児弁護士が語る。

「消費者が困っている状況で、不安や知識不足に付け込んで暴利をむさぼる行為は許されません」

実は、トイレ修理だけでなく、「水漏れ修理」「カギの解錠」「冷暖房の修理」など、急を要する作業を頼んだら、業者から法外な費用を請求されるという“緊急レスキュー詐欺”が増えているという。


国民生活センターに寄せられた相談件数は、’13年度は1,787件だったが、’19年度には3,724件と倍増。

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