みのもんたが免許証を自主返納 対策進む高齢ドライバーの制度
みのもんた(76)が10月25日放送の『朝からみのもんた』(読売テレビ)で、運転免許証を自主返納したと明かした。
’19年に高齢者講習を受けた際、「運動神経ももうここまでだな、事故を起こしちゃいけないな」と衰えを実感。またアクセルとブレーキを踏み分ける試験では、「足が無茶苦茶になった」ともコメントした。
警視庁によると、’19年の免許返納(65歳以上)は前年より42.7%増の約60万件と過去最多。75歳以上の返納は、35万件にのぼった。
’19年4月に母子が亡くなった池袋暴走事故をきっかけに、免許証を自主返納する高齢者が増加している。
いっぽう、免許証を返納できない環境に置かれている高齢者も多いようだ。
みのと同年代の高橋英樹(76)は26日、ブログで免許更新したことを報告。
《なるべくなら高齢者は 免許返納が望ましいが》とためらいながらも、《私のように運転場面があったり蓼科の山の中に行くのにはどうしても免許が必要なのです》と綴った。
「高齢者が返納をためらう理由として、“日常生活に支障をきたす”が7割にのぼります。交通機関が充実していない地方では、電車やバスが1時間に1~2本しか走らないところも。