2020年10月29日 15:50
ノンスタ井上「『鬼滅』ヒット嬉しいけど…コナン抜かれて複雑」
コロナ禍のなか、記録的なヒットとなっている映画『鬼滅の刃』。なぜ、これほどまで人気なのか、今から作品を見ても間に合う?漫画、アニメに精通した芸人が熱く語りつくしたーー。
「最近の作品のなかでも『鬼滅の刃』はハマった作品のひとつです。『週刊ジャンプ』(集英社)の連載時から欠かさず見てきましたし、アニメは2周見ています」
まるで書店のように、漫画がずらりと並んだ本棚がある自宅でそう話すのはNON STYLEの井上裕介(40)だ。
10月16日に公開された映画『劇場版鬼滅の刃無限列車編』が空前のヒットを記録している。公開3日間で興行収入46憶円を超えた。「漫画・アニメ好き」を公言してきた井上が、作品のヒットの理由、見てない人でもわかる作品の魅力を教えてくれた。
「炭治郎は鬼殺隊という鬼を殺す集団にいながら、鬼になってしまった妹を守らなければならない。
つまり、炭治郎は鬼殺隊の仲間と鬼の中間に立っているという構図ができました。だから鬼を倒した後でも、炭治郎からは本当はその鬼も救いたかったという気持ちが消えない。炭治郎がさまざまな思いを背負うようになってから面白くなってきたと思います」(井上・以下同)