西川きよしが文化功労者に!語っていたヘレンさんへの感謝
西川きよしさん(74)が10月27日、漫才の分野で初となる文化功労者に選出された。
’63年に喜劇役者の石井均さん(享年70)に弟子入りし、翌年に吉本新喜劇でデビューしたきよしさん。’66年5月に横山やすしさん(享年51)に誘われ、漫才コンビ「やすしきよし」を結成。ボケとツッコミを駆使したスピード感あふれる掛け合いで人気を博し、’70~80年代の「漫才ブーム」を牽引した。
各メディアによると、きよしさんは大阪・なんばの吉本興業本社で開かれた会見で「大衆芸能のなかで演芸、漫才にまですそ野を広げていただいたことに感謝しています。今回、『嬉しい』の一言につきます」と喜びを吐露。また53年間連れ添った妻・ヘレンさん(74)に報告した際は、「目と目が合った瞬間に涙して、二人で言葉になりませんでした」と声を震わせたという。
やすしさんとコンビを組むまでは、吉本新喜劇で「通行人A」程度の役柄しか与えられなかったというきよしさん。
漫才師への転向を後押ししたのは、ヘレンさんだった。
「当時、ヘレンさんは吉本新喜劇のマドンナ的存在。きよしさんとの“格差”から、周囲に結婚を大反対されました。ですがヘレンさんはスターの座を投げうって、’67年9月にきよしさんと結婚したのです」