ディーン・フジオカ「妻夫木さんの本気の演技に身が引き締まった」
「僕が演じる八神勇磨は、自らフィジカルな暴力に走るタイプではないのですが、相手の怒りを買ってやたらと胸ぐらをつかまれる。今回はそういう役回りなんだなあと思いながら演じています(笑)」
そう語るのは、放送中のドラマ『危険なビーナス』(TBS系・日曜21時〜)で、名家・八神家の養子を演じるディーン・フジオカ(40)。主人公の手島伯朗(妻夫木聡)とは、伯朗が連れ子として八神家にやって来たころからの因縁の仲だ。
「伯朗はすぐに熱くなって手が出る。実は痛かったんですよ、余裕を装っていますけど(笑)。でも、それは妻夫木さんが必要な感情表現を本気でやっているということ。こちらも気が引き締まります」
また、伯朗の弟で失踪中の明人の妻だと名乗る謎の女、楓を演じるのは吉高由里子。撮影中は、彼女の明るく天真爛漫な雰囲気が楽しい現場にしているようだ。
「由里ちゃん、すごい“ゲラ”で、一度ツボに入っちゃうと、笑いが止まらなくなるんです。ある専門用語を言うシーンでは、その言葉の響きがおもしろかったようで、それを言うたびに爆笑してしまう。かわいいなあと思って……(笑)」
原作は、東野圭吾の傑作ミステリー。八神家の30億円の遺産をめぐる壮大な謎解きが見どころだ。
「謎解きものって、複雑すぎてついていけなくなることがあるんですが、それが全くなかった。出てくる要素がすべてうまく機能しているし、すごく緻密で、素晴らしいバランス感覚だと思います」
「女性自身」2020年11月17日号 掲載
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