流行語ノミネートの「第4次韓流ブーム」定義巡り論争勃発
先日、ノミネートが発表された『ユーキャン 新語・流行語大賞2020』のある言葉を巡ってちょっとした“論争”が起きている。
発表されたノミネートは30語。エンタメ界からは劇場版アニメが157億円を超える興行収入を記録した「鬼滅の刃」や瑛人が歌う大ヒットソング「香水」などが。また未だ収束の兆しがない新型コロナウイルス関連からは「PCR検査」「3密」「自粛警察」といった8語が選出されるなど、世相を表す形となった。
そんななか、論争の的となっている言葉が「愛の不時着/第4次韓流ブーム」だ。
『愛の不時着』は、Netflixで配信された韓国ドラマ。北朝鮮の将校と韓国の財閥令嬢が禁断の恋をする物語で2月に配信開始されて以降、長期にわたって視聴ランキング上位に君臨。従来の韓流ドラマファンだけでなく、男性からも支持を集めるなど、まさしくブームを巻き起こすきっかけとなった作品だ。
しかし、ともにノミネートされる形となった「第4次韓流ブーム」に違和感を表明する人がSNS上では相次いでいる。
《今、第4次韓流ブームなん?へ~そうなんだ、へ~》
《待って、第4次韓流ブームとは?いつの間に…?どこからどこまでが何次なの~~》
第1次がぺ・ヨンジュン主演で大ブームを巻き起こした『冬のソナタ』であることは多くの人が納得することだろう。