くらし情報『首相発「大手キャリア携帯料金改革」には落とし穴が』

2020年11月13日 15:50

首相発「大手キャリア携帯料金改革」には落とし穴が

首相発「大手キャリア携帯料金改革」には落とし穴が


何かと話題の携帯電話料金。総務省は10月27日、携帯電話に関する「アクション・プラン」を発表した。その大きな3つの柱と、中心的な具体策を経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれたーー。

■値下げの実感があまりない場合も

大きな3つの柱と、中心的な具体策は次のとおりです。

【1】わかりやすく。料金プランやサービスを、だれもが理解できるようなポータルサイトを構築する。

【2】公正な競争。NTTドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアが、格安スマホ会社に貸し出す回線利用料を3年間で半額にする。


【3】乗り換えの促進。携帯会社の乗り換え後も同じ電話番号を使うための手数料を、現在の3,000円からネット申込みなら無料にする。また、乗り換え後も同じメールアドレスを使えるようにする。

国はこれらを推進し、菅首相の“悲願”でもある携帯料金の引き下げにつなげたい考えです。すると翌10月28日、ソフトバンクとauが早速、値下げを発表しました。

ソフトバンクは傘下のワイモバイルで、12月下旬から、通信20GBと10分以内の通話し放題がセットの「シンプル20」を、月4,480円で提供します。

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