キートン山田が引退へ…声優業を支えた32歳年下妻との出会い
「2021年3月末日を持ちまして、キートン山田が引退することとなりました。今まで応援してくださった皆さま、関係者の皆さま、本当にありがとうございました。キートン山田の人生は後半へ続く…。」
12月5日、所属事務所の公式サイトでこう引退を発表したキートン山田(75)。90年にスタートした人気アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)の初代ナレーションを務め、21年3月28日予定の放送を最後に卒業するという。
ネットでは《寂しすぎます》《勇退なら仕方ないですね》など、長年の活躍を労う声が広がっている。声優界の重鎮である山田だが、「ちびまる子ちゃん」にたどり着くまで苦労を重ねてきたという。
「北海道から上京した山田さんは、アルバイトをしながら劇団に所属していました。声優の道に進んだのは、アルバイト先のお客さんから声優専門プロダクションにスカウトされたことがきっかけ。
先輩たちを模倣してスキルを学び、30歳にしてようやく『一休さん』の将軍さま役で初レギュラーに起用されたのです。ですが、徐々にアニメブームは下火に。仕事が減ってしまい、困っている時に『ちびまる子ちゃん』に出会ったと明かしていました」