2020年12月10日 15:50
「50歳からの職探し」就活時に把握しておきたい“3つの軸”
自分自身のライフスタイルから働きたい時間帯をいくつか書き出してみよう。
■現在の生活資金や資産の状況を把握しているか
働く時間とともにもう一つ重要なのは、「現在の生活資金」と「資産の状況」をチェックすること。
「将来もらえる年金が少ないため、あるいは、収入が減ったので月10万円は働かなければならない、というように、なるべく具体的な金額を出しましょう。多くの収入を得るためにはフルタイムで働くことを視野に入れて就活しますが、お小遣いを稼ぐ程度でいいというのであれば、働き方は違ってきます。そのためにも、現在の収入と支出を計算したうえで、将来もらえる年金はいくらなのかも知っておく必要があります」
働く時間と稼ぎたい額が定まったら、自分のスキルの“棚卸し”を始めよう。
■どんな仕事をしたいのか
結婚を機に退職して、家庭に入ったという人は、やりたかったことにもう一度チャレンジしてみる方法もある。
「いまから勉強してスキルアップに役立つ資格を取ることもまだ間に合います。また、主婦というのはPTAやご近所付き合いなど、いろんな立場の人とコミュニケーションを取っているので、丁寧な対応やコミュニケーション能力を求められる仕事はニーズがあると思います」