2020年12月12日 15:50
『100日後に死ぬワニ』開始から1年…人気と炎上の顛末を追う
電通が関係しているとの憶測が流れ炎上した。
1年前の今日、’19年12月12日は『100日後に死ぬワニ』の第一話が投稿された日だ。今年3月、日本中の注目を集めたワニは、2020年を語るうえでは外せないはずだが、耳にする機会は激減。一体何があったのか、振り返っておこう。
■そもそも『100日後に死ぬワニ』とは何か
『100日後に死ぬワニ』は、コマの上部に「死まであと○日」と記されたワニの100日間を描いたきくちゆうきのマンガ作品。きくちゆうきのTwitterアカウント上では、’19年12月12日から‘20年3月20日まで、毎日一話ずつワニの日常が投稿された。当初1万人だったきくちゆうきのフォロワー数は、投稿最終日の3月20日には200万人を超え、複数の本作品に関連するワードがTwitterのトレンド入り。
「ワニくん」は世界トレンド1位となった。
■“ワニくん”より目立った“電通案件”
ワニが死ぬ最終話が投稿された直後、『100日後に死ぬワニ』公式Twitterアカウントが開設された。そこで多種多様なグッズ展開、書籍化、映画化などの告知が行われたことに対し、ワニの死を悼む読者から「ワニの死でお金儲けをしている」