雅子さま 締切ギリギリまで推敲重ね…ご感想4千字に込めた思い
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《今年は、特に命の大切さ、尊さについて改めて深く思いを寄せる年になりました》
12月9日、57歳になられた雅子さまが、お誕生日に際してのご感想を文書で公表された。
「ご感想は4千字を超える文量で、コロナ禍の国民を心配するお気持ちが伝わってきました」(皇室担当記者)
ご感想のなかで雅子さまは《新型コロナウイルス感染症により、世界中で、そして日本国内でも多くの方が亡くなっていることに対し、この場をお借りしてお悔やみ申し上げます》と犠牲者を追悼された。
また、《医療に従事される皆さんが、大勢の患者さんの命を救うために、そして、感染の拡大を防ぐために、日夜献身的に力を尽くしてこられていることに、心からの敬意と感謝の意を表したいと思います》と、医療従事者への感謝を述べられている。
コロナ禍の影響についてはほかにも、苦境にある経営者や失業者、偏見に苦しむ感染者の家族や医療従事者の家族、虐待の増加が懸念される子どもたちなど、さまざまな立場の人々に寄り添ったお言葉を綴られていた。さらにはコロナ禍だけでなく、自然災害や東京五輪の延期、上皇ご夫妻や愛子さまのご近況にいたるまで、多岐にわたる話題に言及されている。