2020年12月29日 11:00
美輪明宏語るコロナ禍「今の状況は戦時下とよく似ています」
この状況ではとても怖くて出歩く気にはなれません。きっと戦争体験のある人なら、そう感じているはずです。
戦時中は、爆弾よけの防空壕を一軒一軒が造ったり、山の陰に横穴式に掘ったりして、いざというときに備えていました。都会の場合はそういう場所がないから、家の床を剥がして防空壕を床下に造っていたのです。
そして敵機来襲のサイレンが鳴ると、みんな防空壕に逃げ込んで、外には一切出ない。警戒警報の解除を知らせるサイレンが鳴るまでは、じっと息を殺して、その時を待つ。私たちはそういう体験をしてきたのです。
敵がいつ襲ってくるかわからない……。
今は、そのときと同じようなことが起きている、そう実感しております。
「女性自身」2021年1月5日・12日合併号 掲載
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