2020年12月31日 06:00
マナーの専門家が“年賀状での一筆”に助言、中身は具体的に
まだまだ終わりが見えない「外出自粛」ムード。特別な年末年始を過ごすいまこそ、「みんなが心地よく過ごせる」ような振舞いと礼式を知り、身に付けてしまおうーー!
「私が考える“育ち”とは、“佇まい”のこと。そのとき・その場にふさわしい所作や振舞いを知っているか、いないかで差が出るものです。必ずしも、生まれ育った環境を指すわけではありません。つまり、TPOにふさわしい所作や振舞いさえ知っておけば、いまからでも“育ちがいい人”になれるのです!」
こう話すのは、皇室や政財界の人などへのアテンド指導を行ってきた「マナースクールライビウム」代表の諏内えみさん。著書『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)が累計30万部突破のベストセラーとなっている、“お作法のスペシャリスト”だ。
「年末年始は、お世話になっている人へのご挨拶、年賀状、そしてお歳暮……さまざまな場面で“育ち”が出ます。コロナ禍ではありますが、そんな特殊な状況下だからこそ、ご自身の所作や言葉遣い、振舞いについて“育ちがいい人”にならうだけで、よりいっそう、周囲の人に感謝の気持ちを伝えることができるのです」(諏内さん・以下同)